3【乳がん告知まで】プロフィール(病理検査結果)
私の病理検査結果を含む、プロフィールです。
1983年(昭和58年)産まれで、38歳の時に乳がん発症。
発症時、祖父母・父母・おじおばに癌の既往歴無し。
祖父母4人の内、3人は既に他界しているのですが、 3人とも老衰という家系でした。
そのため、癌に対する知識はゼロに等しく、
恥ずかしながら「癌=死」 というイメージしか持っていませんでした。
■手術前の病理検査結果■
HER2:陰性
サブタイプ:ルミナルA
グレード:1
Ki-67:3%
浸潤癌の大きさ:6mm
非浸潤癌の大きさ:CTの結果、広範囲のため全摘を勧められる
リンパ節転移:恐らく無し
■手術後の病理検査結果(ほぼ変わらず)■
HER2:陰性
サブタイプ:ルミナルA
グレード:1
Ki-67:1%
浸潤癌の大きさ:9mm
非浸潤癌の大きさ:6cm
リンパ節転移:無し
非浸潤癌がかなり大きくゾッとしましたが、 浸潤癌の大きさによりステージ1の結果でした。
素人考えなのですが…
私は胸が大きいのですが、もし胸が小さかったら6c mも広がる場所が無く転移していたのでしょうか…?
色々想像すると怖すぎます。
25歳からは2年に1回、32歳を過ぎてからは毎年マンモグラフ ィーと超音波の検診をしていたのに全摘になるなんてと、 当時は悲しさと悔しさしかありませんでした。
2年を経て、 今は検診のおかげで生き永らえた命だと思っています。
市の検診は40歳からなので、 毎年検診を受けていたと伝えるとよく驚かれますが、当時大きなニュースになった小林麻央さんの一件で、 私は毎年検診を受けるようになりました。
子どもの性別も同じで年齢も近かったため、 とても他人事とは思えず、闘病ブログを祈るような気持ちで拝見していましたので、 他界された時はショックが大きかったです。
勝手ながら小林麻央さんに救って頂いた命だと思っていますので、 残されたご家族の幸せを心の底から祈っております。
告知された際には癌の大きさは小さいとの予想だったので、 部分摘出が出来ると期待していました。
ですが、CTの結果非浸潤癌が広がっていたため残念ながら全摘出となりま した。
告知されたのが10月23日、手術が11月17日とその間わずか 3週間程。
その間に結果を受け入れ、自家組織での再建手術を決めました。
主治医、形成外科の先生、乳腺課の看護師の方々、緩和センターの看護師の方、 皆様に支えて頂いたことで、
悔いなく短期間で決断を下すことが出来たことを、 感謝してもしきれません。
今まで生きてきて1番辛い、暗闇の中にいる3週間でしたが、今振返ると感謝の気持ちばかりを思い出せるのは、 医療従事者の方々のご配慮のおかげだと思っています。
先日、初めてアロマワックスサシェを作ってみました。
娘のピアノの発表会で戴いたたくさんの花束をドライフラワーにして、ラベンダーのアロマを入れて。
思い出を綺麗に残せて大満足。
次はもっと上手に作れるかな〜娘も喜んでいたしまた作ろう(^人^)